たばこと歯周病のかかわりについて

みなさんこんにちは!

歯科衛生士の萩原です。先日、患者さんにお勧めをされて、バランスボールを買いました(^^) 

65センチサイズを膨らますのが大変でしたが、バランスボールの上に仰向けにもたれかかって、背中を伸び伸びするのが最近の日課となりました♪

椅子の代わりにも使用していますが、なんとなく調子がいいので続けてみようと思ってます。

さて、10月中旬になり昨日はとても寒かったですね。急に寒さが訪れそうなので、みなさま風邪など引かぬよう、お気をつけ下さいませ。

今日はタバコによる歯とお口への影響をお話したいと思います。

タバコが身体に良くないのは一般的ですが、お口の健康にも良くない、深刻だってご存知でしょうか。

タバコはいろいろな点で歯周病を悪化させます。

まず「歯周病に気づきにくくなる」。なぜ気づきにくくなるのかというと、タバコを吸っていると、ニコチンや一酸化炭素などの作用で歯ぐきの中の微細な毛細血管が収縮し、歯ぐきへの血流が減少します。そうなると、歯ぐきが腫れにくくなり、出血もしにくくなります。

えっ、歯ぐきから血が出るのって良くないから、、それっていいことなんじゃない?? なんて思ってしまいそうですが、それ、間違いなんです)

歯ぐきから血が出るのは、歯の根元に付着したプラーク(細菌のかたまり)が原因で、そのまわりの歯ぐきに炎症が起きるからです。

そのために歯ぐきが腫れたり出血をします。

歯周病が進行すると、歯ぐきの下のあごの骨も吸収されていってやがて歯は抜けてしまいます。

本当は歯ぐきが腫れたりする前に、定期的に歯科に通ってメインテナンスを受ける方がいいのだけれど、中には腫れてから来院される方も多いと思います。

歯周病になると、細菌の攻撃に対抗するため、身体は炎症の起きている歯ぐきに栄養や酸素、免疫物質を運ぼうと盛んに血液を送ります。

ですがタバコのせいで毛細血管が収縮し、血流が悪くなると 酸素や免疫物質が届かずに身体の防御機能が弱まります。。その結果、悪化するスピードが上がってしまうのです。

さらに、出血しにくいから 悪化していることに気がつきにくい。( ;  ; 

ニコチンやコチニン(ニコチンの代謝産物)が免疫機能に作用して、細菌への防御を弱めるという報告や、血中の酸素不足により、酸素が嫌いな歯周病菌の活動が活発化し、歯周病を悪化させるという報告もあるそうです。

実際、タバコを吸っている人は歯周病が10年早く進行するといわれていますし、治療をしても治りにくくなります。

能動喫煙については以下をご参照ください。

歯周病

口内炎

口腔がん

歯石沈着

歯の根の虫歯

着色

口臭

唾液の性質の変化

味覚の減退

歯科治療への影響(インプラントを入れるなど、外科治療後の治癒にも影響)

 

妊婦さんの場合

赤ちゃんの口唇裂、口蓋裂

紙巻きたばこ以外の電子タバコももちろん影響を与えるそうです!

愛煙家の方はこの機会に、禁煙に取り組んだり、少しずつ減らしていけると良いですね^ ^

参考文献:nico10月号