みなさんお口の中ってどうな状態か知ってますか??
湿度があり、食べ物の残りがあり非常に細菌が住み着いて増殖しやすい環境なのです。
お口の中は、皆さんが思っているよりもきれいなものではなく、細菌が無数に生息しています。
本来、歯の中は無菌ですが、虫歯などで細菌が侵入し感染をおこしてしまいます。
この菌が歯の中で感染して痛みや膿の原因になるのです。
大切なことは、菌を歯の根の中に入れないことです。
細菌を取り除こうとして治療しているのに、また新たな細菌感染が起きてしまうのです。
新たな感染を防いでくれる治療法の一つはラバーダムと言うものです。
ラバーダムと聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、イメージは、医療系のドラマなどで手術シーンで患者さんの上に青い布(ドレープ)などが被せて清潔し消毒し手術をします。この青い布(ドレープ)がラバーダムと同じ用途で使用されます。
歯科の場合は写真のように治療する歯のみを出すことで菌の感染から歯を守ることができます。
1. 頬や舌を安全に避けることができる
2. 消毒液などが漏れ出すことがない
3. 器具の誤嚥誤飲を防ぐことができる
4. 無菌、湿度のない手術野
5. 術者の集中力が上がり治療の精度が上がる
6. 集中するため短期間で治療を終える
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