歯周病について

こんにちは。歯科衛生士の最上です。

春になりましたね。ご卒業入学の方おめでとうございます。桜ももうすぐ咲きそうですね。お花見が楽しみです。私は毎年近所の桜を見に行きます。百合ヶ丘の駅の桜も綺麗ですよね。
皆さんもお花見を楽しんでくださいね。
さて、本日は歯周病についてお話をしたいです。
歯周病はなかなか自覚症状がないと言うのは知っていますか?虫歯はズキズキと痛みを生じますが、歯周病は痛みなく進行します。あっても違和感程度です。歯が揺れてきた腫れてきた。そういう自覚症状が出た時はかなり進行が進んでいることがあります。
では、なぜ歯周病は痛くないのでしょう?
手足を何かに強くぶつけて、腫れた時痛むと思います。あれは心臓から血液が送り込まれたときに、ぶつけたところで、白血球などを含んだ体液が急激に分泌され、その体液が水圧のように内部の圧力を高めそれにより神経が圧迫刺激され、ずっと痛むと言う仕組みになっています。
しかし、歯周病になっている歯茎の場合、歯周ポケットの傷口から血液ととも体液が出て行きます。
そのため、内圧が高まらず、神経を圧迫しないので痛くないのです。
痛みは通常、神経を通じて脳に知覚されます。ですが、歯周病菌の出すタンパク分解酵素は、痛みを感じる神経のレセプター(受容体)を壊してしまいます。
そのため、歯周病菌が進むほど痛みを感じなくなります。体の不調は、普通は痛みがあるかないかで判断されますが、歯周病にはその常識は通用しません。
1番わかりやすい自覚症状は痛みのない出血です。
久しぶりに歯間ブラシやフロスをして出血をした事はないですか?それは軽い歯肉炎を起こしているのかもしれません。もしかしたら歯周病が進行しているのかもしれません。。
だからこそ、定期的なクリーニングはとても必要です。
歯茎の溝まわりは歯ブラシが届きますが、歯周ポケットの中には歯ブラシは届きません。無理に中に入れ込もうとしてはいけません。
歯茎をぐりぐり押し付けると歯茎を傷つけることもあります。
歯科衛生士による歯ブラシの仕方のアドバイスが必要です。
歯周病予防には、ぜひ歯科医院の定期的なクリーニングを利用してくださいね。