【フッ素】について

こんにちは!
歯科衛生士の冨岡です
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか
私は、他の歯科医院さんに見学にいったりスタッフの皆とセミナーに参加したりして、
たくさんの刺激をうけ充実した日々を送っています。
この前セミナーに行った際にとても興味深いことを聞きました!
ご存知の通り日本は世界有数の長寿国で、日本人の平均寿命は男性が80.75歳、女性は86.99歳となっているそうです。
一般的な会社員の定年退職が65歳とすると、その後の20年〜27年ほど人生が残っていることになります。
60歳までは仕事や子育てに追われて自分のために時間を使えなかったという方が多いかと思いますので、その後のセカンドライフでは自分の趣味や好きなことをして充実した日々を過ごしたいものです!その為に一番大事なのが「健康」です。
60歳以上の方に行った健康に関するアンケートで【40代のうちからメンテナンスしておくべきだった身体の部位は?】という質問で「歯」おいが断トツ1位なんです!
虫歯や歯周病で歯を悪くしたり失ったりすると、自分の歯で食べ物が食べられなくなり、食事を美味しく味わうことができなくなります。また見た目や口臭にも影響するので人と話す時にコンプレックスに感じてしまい話すことが億劫になってしまいます。
また、失った歯の機能を補うために被せ物やインプラントを行う場合は、多大な労力と時間、そしてお金がかかります。
お口のケアはやれば結果が付いてきます!普段の歯磨きや定期検診をしっかり行い、いつまでも健康な歯を維持し充実したセカンドライフを送りたいものです!
今回は【フッ素】についてです。
皆さんもご存知の通りのフッ素ですが、CMなどでもよくうたわれていますが「歯を強くすもの」とイメージがあるかと思います。
ではフッ素とはなんなんでしょうか?
正しくはフッ化ナトリウム(NaF)といいます。フッ素(F)は天然に存在する元素の1つで、反応性が強い為自然界では単一の元素として存在しません。水に溶けてフッ素元素の陰イオン(F-)の状態にあるものをフッ化物イオン、またはフッ化物といいます。虫歯予防によく用いられるフッ化ナトリウムもフッ化物になります
フッ化物は自然界に広く分布する環境物質で、海や川、植物や動物などさまざまなところに存在しています!
そしてあらゆる食品にもフッ化物は含まれています。フッ化物濃度の高いものとしては、緑茶や紅茶(0.5〜1ppm)海藻(2.3〜14.3ppm)小骨ごと食べる魚(8〜19.2ppm)などがあります。なので動物も人も毎日フッ化物を摂取しており、その摂取量は健康に密接な関係があります。
よく、患者さんから「フッ素は身体に悪いものではないのですか?」と聞かれますがフッ化物は国際機関が認める栄養素です!
20世紀の初頭から今日まで数限りない医学、歯学研究が行われ「飲料水中のフッ化物濃度が約1ppmの場合、う蝕(虫歯)が少ない」という利益が確認され、全身の健康障害となる証拠は一切認められていません。そしてWHO(世界保健機構)はフッ素をヒトにとって必須元素と考えています。また米国公衆衛生局はフッ素を有益元素と表現しています。
すべての栄養素がそうであるように、多すぎても少なくても健康にはマイナスになります。フッ化物の場合も適量を確保することが、お口にとって重要なポイントになります!
セルフケアにも上手にフッ素をとり入れて1つ上の予防をしていきましょう^ ^
今回は少しマニアックな話になってしまいました>_<
次回は【フッ化物の効果】について書きたいと思います♪