こんにちは、歯科衛生士の森本です︎✿
これから涼しい季節になっていきますね!
秋は紅葉が見れる季節なので、ぜひ見たいと思います!季節の変わり目ですので風邪など体調管理にお気をつけください。
さて、今日は隠れむし歯についてお話していきます。
「隠れむし歯」にご用心!
〜隠れむし歯、できてませんか?〜
汗をかくスポーツに欠かせないのが水分。夏場のランニングやサッカーでは1時間で2リットル以上の汗をかくといいますから、水分補給は死活問題です。もうひとつの死活問題がエネルギー補給です。運動中の糖質摂取ガイドラインでは、たとえばランニングやサッカーなど中強度のスポーツを1〜3時間する場合、1時間毎に30〜60gの糖質摂取が推奨されています。これはポカリスエット500ml2本分の糖質にあたります。
歯科からすると「水分補給はお茶か水で」と言いたいところです。しかし、運動中に消費される糖を補給しなければ、血糖値が低下し、疲労が増すだけではなく、頭がボーッとしケガをしかねません。
この糖の影響をいちばん受けやすいのが、中高生の奥歯です。中学3年生にもなれば、放課後はアスリート顔負けの運動量です。部活前に菓子パン、部活中はスポーツ飲料。部活帰りにコンビニ。からだが要求するのですから無理もありません。
〜むし歯への抵抗力が弱い若者の奥歯〜
奥歯は13歳頃に生え終わり、大人になるに従い、唾液に鍛えられ徐々に硬く強くなります。
中高生の奥歯は生えたてでまだ軟らかく、むし歯ができやすいのです。
一見とくに異常なさそうな歯でもよくよく見ると怪しい影があり、レントゲンを撮ってみるとむし歯、ということもあります。
こうした「隠れむし歯」は学校歯科検診では見つかりにくい面があります。むし歯は歯を乾かすと見えやすくなりますが、学校にはシューッと歯を乾かす機材や明るいライトもなく、発見しにくいのです。「糖の補給は必須」「歯は軟らかくてむし歯に弱い」となると、問題はどうやってむし歯から歯を守るかです。ていねいな歯みがきに加えて、提案したいのが以下の4点です。
1つ目は、フッ素の積極利用。
1450ppmのフッ素配合歯磨き剤を使い、うがいはおちょこ一杯程の少ない水で。寝る直前にはフッ素洗口もしてみましょう。
2つ目は、休憩中にガムを噛むこと。
ガムを噛むと、スポーツ中に不足しやすい唾液がたっぷり出ます。唾液による自浄作用と石灰化作用が働くと、むし歯を防ぐ効果が期待出来ます。また、ガムを噛むとリラックスやウォーミングアップに有効であることも明らかになっています。3つ目は、スポーツ時以外の普段の食事では、ダラダラ食べ(飲み)はせず、3度の食事をしっかり摂ること。むし歯菌にエサをやる時間をなるべく短くしましょう。
4つ目は、歯科医院に定期的に通うこと。奥歯にシーラントをするのもおすすめです。
もしも「隠れむし歯」に気づかずにむし歯が広がってしまったら、神経を摂る治療が必要になり、歯の耐久性が落ちてしまいます。将来自分の歯を失わないために、定期受診を心がけてください。