金属アレルギーについて

皆さまこんにちは! 歯科衛生士の萩原です。
最近のマイブームはアニメのスラムダンクです♪
昔漫画で流行ったのですが、インターハイに向かって頑張るメンバーが濃くて素敵で、久しぶりにアニメを楽しんでおります。笑
スラムダンクは12月で映画化されるらしいですね!とても楽しみです(^-^)
さて、前回は金属アレルギーのパッチテストについてのお話でしたが、今日は陽性反応が出た後のお話をしたいと思います。
ポイントは、陽性金属の除去前に、歯周治療が必要であること です。
パッチテストで歯科金属に陽性反応が認められた場合、皮膚科の先生から指示を仰ぎ、お口のどこに入っているかを推定します。
歯科医院で原因とされる歯科金属を取り除いていきますが、歯周病などで歯ぐきに炎症がある場合は、皮膚症状を悪化させる可能性があるため、先に歯周治療を行うのです。
皮膚科でのパッチテストで歯科金属に陽性反応があると判断された場合、歯科でその原因となる詰め物や被せ物を取り除き、アレルゲンフリーの素材に置き換えます。
除去する際にはラバーダムというゴムのマスクを用いますが、金属の削片が歯ぐきに飛び散ったりすると、それが原因で翌日などに一時的に皮膚症状の悪化として出ることがあるそうです。
ただし、あくまでこれは一時的なものがほとんどで、時間と共に治ることが多いので心配は要りません。
しかし、歯周病などで歯ぐきに炎症がある場合は、体内に金属イオンが取り込まれる確率が高まりさらに皮膚症状を悪化させてしまうことがあります。
そのため、まずは歯周病の治療をして、その後に詰め物や被せ物を取り除いていくのです。
金属アレルギーという診断を受けてから、原因である金属が使われている詰め物や被せ物は保険診療でも行えますが、ブリッジや入れ歯は保険診療内だと金属しか選択できないため、難しいです。
保険診療で取り扱いのあるCAD/CAM冠は材質的には金属フリーですが耐久性が弱く、セラミックやジルコニアに比べると柔らかくてあまりおすすめはできません。CAD/CAMで治したとしても、割れたりかけたりしやすいということです。
金属アレルギーの原因は様々ですが、歯科の金属アレルギーの原因は虫歯などにより修復が必要な歯に使われる金属です。
つまり、虫歯の予防が継続してできていれば、歯科金属アレルギーの患者さんは増えないのです。
最大の治療は虫歯を作らない、、つまり「歯を削らずに天然歯を残すこと。」です。
セラミックやジルコニアがいくら素晴らしくても、天然の歯には敵わない、ということですね!
なるべくご自身の歯でお食事ができるように、しっかりとしたホームケアを続けましょう♪