こんにちは!歯科衛生士の森本です。
みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか
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私はまだ何をしようか考え中ですが有意義な夏休みにしたいと思います!!
さて、今日は歯周病とメインテナンスについてお話ししていきます。
歯周病は年配の人がなる病気と思われがちですが、若い人でもなることがあります。歯周病はプラークという細菌のかたまりによる感染がもとで起こる病気のため、年齢にかかわらず、プラークが長く付着し続けた場所で進行するからです。
中学生や高校生でも、口臭が強かったり歯を磨くと出血するのなら、すでに歯周病になっている可能性があります。
というのも、歯と歯茎の境目の境目に溜まったプラークがにおいの元となったり、歯茎に炎症をおこすのです。しかも、ほとんどの場合痛みがないため気づきにくく、本人も気にしていないことが多いです。
いま歯周病になったいなくても、将来なるリスクが高い人もいます。
それは遺伝的要因や全身的要因、そして生活習慣などによりプラークに対して感受性の強い人です。そうした方がいったん歯周病になると、若くても重症化しやすいです。
たとえば質問者さんのように、ご家族が歯周病になっているなら要注意。遺伝的要因は、ご両親だけでなく兄弟姉妹、そして祖父母まだ含めて考える必要があります。また、喫煙の習慣も大きなリスクファクターです。リスクファクターとは、ある特定の病気を発生させる確率を高めると考えられる因子のことで、糖尿病などの病気も歯周病のリスクファクターとなります。
リスクの高いかたは特に、予防が大切です。日々のセルフケアにくわえ、歯と歯茎の状態を見守ってもらうために、歯科医院の定期受信が欠かせません。定期的に通っていれば、歯周病になってしまったときにも、できるだけ早い段階で対応してもらえます。
実際の若い患者さんの例を見てみましょう。20歳の学生(男性)の方で、歯を磨くと血が出るということで、来院されました。お姉さんも歯周病になったので、気になったそうです。
①の絵。ここは歯ブラシが当たりにくい場所で、歯と歯茎の境目にはプラークがたっぷりついていて、歯茎が腫れています。検査をしたところ、残念ながらやはり歯周病になっていました。では、歯周病の治療開始です。患者さん自身でその場所のプラークを落とせるようになることが大切ですので、まずは歯磨き指導を受けていただきます。
指導を受けて2ヶ月後の状態が②の絵です。歯と歯茎の境目のプラークが十分落とせるようになった結果、歯茎の腫れが引き、歯茎のなかに埋もれていた歯石が見えてきました。この段階から専用の器具を用いて歯石を取ります。
そして治療開始から6ヶ月後。③の絵を見ると、歯と歯ぐきの境目にはプラークはほとんどついておらず、炎症が始まり歯茎が引き締まっていますね。これで治療完了です。ただこれですべてがおわりではなく、ここからがメインテナンスのスタートです。定期的にお手入れの状態や歯茎の状態を歯科でチェックしてもらい、治療後のよい状態を維持していきましょう。