サルコペニアとは

こんにちは。
歯科衛生士の田村です。
前回のブログでは、奥歯と肥満の関係についてお話しました。
奥歯がないことにより、柔らかくて食べやすく簡単に満足感が得られる物へと食が偏ってしまい、さまざまな健康への被害があることがお分かりいただけたかと思います。
今日はその健康への被害の1つである『サルコペニア』についてお話します。
皆さんは『サルコペニア』という言葉を聞いたことがありますか?
サルコペニアとは、加齢で起きる筋肉量と筋力の低下のことです。
高齢者の体力や運動機能を急激に低下させる、転倒や寝たきりの原因として非常に問題視されています。
筋肉の主成分はタンパク質で、タンパク質の摂取が不足すると、サルコペニアになりやすくなります。
また、摂取したタンパク質を使って効率よく筋肉量を維持するには、野菜に豊富に含まれるビタミンやミネラルも欠かせません。
例えばビタミンEは筋肉増強効果を、ビタミンB6は筋肉の分解と合成を、マグネシウムはタンパク質の代謝を促進するという重要な役割を担います。野菜が足りていないと、筋肉を維持するのにとても不利なのです。
よく噛めないと、弾力のある肉や噛みごたえのある野菜が苦手になってしまいますよね。
年齢を重ねるほどお口の健康が体の健康に大きく影響することをぜひ知っておいてください。
脚が細くなった!体重が減ってダイエットができた!と喜んでいたら、実は単に筋肉量が減っただけで、サルコペニアに陥っていたというケースも珍しくありません。
今回は、自分がサルコペニアになっていないか簡単に診断できるチェック項目をご紹介します!
チェック1
①椅子に座り、手を使わずに片足で立ち上がれますか?
②片足立ちで靴下が履けますか?
③片足立ちで60秒間キープできますか?
①~③のうち、ひとつでもできなければサルコペニアの可能性があります!
チェック2
親指と人差し指で『指わっか』をつくり、ふくらはぎの1番太いところにあてます。
☆ふくらはぎが太くて指わっかが閉じない場合…
サルコペニアの危険度は低いです。
☆ふくらはぎが指わっかとちょうどぴったりな場合…
サルコペニアの危険度は中等度です。
☆指わっかがあって隙間ができる場合…
サルコペニアの危険度は高いです。
いかがでしたか?
ご自分がサルコペニアの状態にあり、奥歯を失っている場合、しっかりと栄養のとれるお口に戻すにはどんな治療方法があるのかどんな治療法がご自分に合っているのかを歯科医院でご相談ください!