指しゃぶりについて

皆さんこんにちは。
保育士・歯科助手の室井です(^^)
寒さが厳しくなり、冬の訪れを感じられる季節となりました。
今年も残り1ヶ月。体に気をつけて健やかに新しい年を迎えたいですね☆
今回は、
『おしゃぶり』についてのお話です(^-^)
「おしゃぶりは舌や顎の発達を助けて鼻呼吸を促す」という宣伝等で、
乳幼児におしゃぶりを与えているご家庭が多いと思います。また、乳児が泣いたときに泣き止ませる方法として、使われる様子も見受けられます。
子育てをする親御さんからすると便利な育児用品でもありますが、おしゃぶりを長期にわたって使用すると、乳歯の噛み合わせに良くない影響を与えてしまうといわれています
それでは、おしゃぶりは
どのくらいまで与えてよいのか、おしゃぶりの長期使用がどのように影響していくのかをお話致します。
〈おしゃぶりが噛み合わせに及ぼす影響〉
1歳6か月児、2歳児、3歳児、5歳児を対象にしたあるデータによると、
2歳児では指しゃぶりで出っ歯が、おしゃぶりで前歯にすき間が出来る〈開咬〉が高頻度にみられ、5歳児では、この傾向がさらに増大したという結果がでたそうです。
おしゃぶりを使用している子どもは、使用していない子どもと比較すると、上の前歯が前方にでる〈上顎前突〉、開咬や、上下の奥歯が横にずれて中心があわない〈乳臼歯交叉咬合〉の発言率が極めて高くなります。この傾向は1歳6ヶ月、2歳でも見られますが、止めると咬み合わせの異常は改善しやすいそうです。
けれど、乳臼歯が生え揃う2歳半、さらに3歳過ぎまで使用していると、咬み合わせの異常は残ってしまいます。
〈歩き始めから2歳過ぎまでのおしゃぶりの利点と欠点〉
利点については、
・精神的安定
・簡単に泣き止む
・入眠がスムーズ
など。
欠点については、
・習慣性になりやすく、咬み合わせに影響
・子どもがどうして泣いているのか考えずに使用する
・あやすのが減る
・発語の機会が減る
など。
5~6ヶ月以降の乳児は、何でも口へもっていってしゃぶります。
これは、目と手の協調運動の学習とともに、いろいろなものをしゃぶって、形や味、性状を学習しているのです。
おしゃぶりを使用していると、手で掴んでも口へ持っていくことができずに、このような学習の機会が奪われることになります。
親の働きかけに対する声だしや、自分からの声だしも出来ません。
発達に必要なこのような機会が失われることになってしまいます。
おしゃぶり使用の考え方としては、
出来るだけ使用はしない方がよいですが、使用する場合は、次の点に留意していけたらという事です。
①発語や言葉を覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにしていく。
②遅くとも2歳半までに使用をやめていく。
③使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとの触れ合いを大切にして、子どもがしてほしいことや、したいことを満足させるように心掛ける。
便利性からだけで使用しないようにする。
④おしゃぶりだけでなく、指しゃぶりも習慣づけないようにするには、③の方法を行っていく。
私もおしゃぶりを使わず子育てしていくのが目標でしたが、息子の新生児時期に長期入院したことがきっかけでおしゃぶりのお世話になることに…。
一日の中でも長時間つけさせていましたが、生後10ヶ月からの保育園入園を期に、徐々に使う時間を減らしていきました。
目新しい環境のお陰か色んな事に興味もでてきて集中できるので、おしゃぶりにそれほど意識がむかなくなっていきました。
それからできる限り、一緒に過ごせるときにはスキンシップを充分とるよう心掛けました
現在1歳の息子、眠るときはまだまだ手放せないようなので、今後も徐々に使う頻度を減らしてなくしていくのが目標です。
忙しい毎日の子育てに
ついつい便利な用品に頼ってしまいがちですが、
お子さまの歯列や発育の為に、上手に利用していきたいですね(^^)