こんにちわー^_^
歯科衛生士の冨岡です!
最近はお出かけも出来ず、 お家にいる時間に、 買っては満足して読んでいないたくさんの本を1冊ずつ読み進めて います^_^
そして、ついこの間沢木耕太郎さんの「深夜特急(全6巻)」 を読み終わりました!
言わずと知れたベストセラーです。 就寝前に1章ずつ大事に読んでいましたが、アジアは香港から、 ユーラシア大陸を渡り、ロンドンまでの長い旅が終わりました〜> _< 寂しい!
そして、旅行欲が掻き立てられますね!!!
コロナで海外旅行に行けない今だからこそ、 紀行文をお勧めします^_^!
皆さんのおすすめの1冊がございましたらぜひ紹介してください♩
今まで、フッ素のマニアックな内容ばかりだったので、 今回はアイスブレイク☆
歯並びに関する歴史の話です^_^
現代人の顎は小さく、 歯並びが悪い人が増えていると言われています。
実は、ここ最近の話ではないのです!
「乱ぐい歯」という不正咬合をご存知ですか?歯科的に言うと「 叢生」といいます。
歯が一本1本生えず、重なり合ったり前に出たり、 後ろに引っ込んでいる歯並びのことです。 この乱ぐい歯の困ったところは、見た目が良くないだけではなく、 歯磨きがしにくいために、虫歯や歯周病になりやすくなります。 また食べ物が噛みにくくなり、 十分に咀嚼されないまま消化器官に送られてしまうのも問題です。
この乱ぐい歯、古人骨を研究してみると、 ある時期を境に日本人のお口に増えていることがわかりました!
下の写真をご覧ください⬇︎
右から左に縄文時代、古墳時代、江戸時代の人のあごの骨です。
縄文時代と古墳時代の骨は、歯並びが非常に綺麗ですよね! 羨ましい!!
ところが江戸時代はガタガタしてます。
これは別にこの骨に限った話ではありません。乱ぐい歯は、 原始時代や古代にはほとんど見られないのに対し、 江戸時代になるとよく見られるようになってきます。
一般的に「人の歯の大きさは変わっていない」 というのが生物学や進化学での定説です。 数万年の時間軸の中では人の歯は小さくなってきましたが、 数百年、数千年という単位ではほとんど変わっていません。
一方、顎の大きさ、つまり顎の骨は、 ヒトの一生というごく短い時間軸の中でさえ大きさが変化します。 また歴史的に見た場合でも、あごの骨は数百年、 数千年と言う単位で形や大きさを変えていることがよく分かってい ます。
歯の大きさは、江戸時代人も縄文人もほとんど変わりません。 対して顎の骨はどうでしょう? 使われる頻度や使われるときにかかる力が弱まれば、 顎の骨は華奢になりやすくなります。 つまり脆く弱くなるわけです。これが顎の小型化とも言えます。
ではなぜ乱ぐい歯は江戸時代から見られるようになったのでしょう か。
おそらく江戸時代に日本の食文化が大きく変化し、 食べ物が柔らかくなって、 噛む力を以前の時代ほど必要としなくなったことが大きいと考えら れます。
使わないと、本当に退化していってしまいますね(>_<)
今の現代食を思うと、 今後の人の顎はどうなってしまうんでしょう、、、。
考えるとちょっと怖いですよね(;o;)
噛むことは、脳への刺激にもなりますし、 唾液分泌の促進にもつながり良いことばかりです!
特に成長期のお子さんの顎の発達にはとても効果的です!