歯が溶けてる!?もしかして酸蝕症かも!? - 歯の豆知識

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歯の豆知識

2020/02/14
歯が溶けてる!?もしかして酸蝕症かも!?

副院長の宇土です。

酸蝕症って聞いたことありますか?実は歯科医療現場では、虫歯や歯周病と言った歯の疾患に続く第三の疾患として注目を集めています。

①酸蝕症どういったものなのでしょうか?

酸蝕症は、細菌感染で歯が溶けるのでなく、酸による化学的に歯が溶けてしまうことです。

原因は、胃液などの影響による体質や食事や飲みのもの影響と考えられていますが、現在酸蝕症の原因の主流は生活習慣の変化に伴う酸性飲食物の過剰摂取と考えられています。

 市販飲料水の約75パーセントは歯が溶けてしまうpH値を下回っているそうです。また柑橘系に代用されるようなレモン・オレンジや調味料(ドレッシング・ポン酢・醤油・酢など)も歯が溶けてしまうpH値を下回っています。

これらの食品は子どもから大人まで多くの方が日々食事をする中で含まれており、その摂取の仕方次第では歯が酸に触れる機会も多くなり酸蝕症になってします可能性が高くなります。また、健康食品として「体にいい」とのイメージから日々摂取したり、ダイエットに効くなどの理由から長期間摂取していたり、熱中症対策としてスポーツドリンクなどのペットボトルなどで外出時にチビチビと摂取している結果、酸蝕症なっていることも考えられます。

②虫歯や歯周病とどのように違うのでしょうか?
虫歯や歯周病との違いとしてはお口の中の細菌が関与しないことです。つまり歯磨きだけでは予防できないのです。

むし歯の場合は、子供の歯・大人の歯へ変わる時期・歯茎が下がった歯などは歯磨き不足によりむし歯菌により歯が溶けてしまう。しかし、酸蝕症の場合主な原因が外因性の酸性飲食物の過剰摂取であり幅広い世代が関与しているものと考えています。10代~30代では、炭酸飲料・柑橘系ジュースなど酸性飲料をよく好み、60代~80代では、果実や梅干しや酢物など酸性食品を食べる傾向にある

③酸蝕症が出やすい場所

胃酸の逆流など胃酸が拡散した場合は、上の前歯の裏側や下の奥歯の頬側と噛み合わせの面に及ぶことがある。また酸性の飲食物の場合、柑橘系果汁の場合「かじる」ということで上の前歯の唇側に見られる。また炭酸飲料やお酢などの場合、頻度が高いと奥歯の頬側や下の奥歯のか噛み合わせに影響することもある。

酸蝕症は生活習慣に大きく関わっています。そのため一人一人違います。そのためお口全体を細かく観察することが必要です。当医院では、マイクロスコープ(歯科顕微鏡)を用いてお口の歯一本一本を拡大し診査・診断・相談いたしますのでご心配であれば受診をお勧めいたします。

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