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2018/04/23
歯の酸食症

こんにちは、歯科衛生士の渡辺です。今日は歯の酸蝕症(歯牙酸蝕症)についてお話したいと思います。齲蝕や歯周病は聞いたことがあったり、ご存知の方がほとんどだと思いますが、酸蝕症についてはあまり耳にしたことがない方が多いのではないでしょうか。酸蝕症は、職業性の歯科疾患、いわゆる酸を取り扱う職業にみられる特殊な疾患とされてきました。しかし近年、酸蝕は特別な職業だけでなく、私たちの身近にも起こる問題として注目されています。酸蝕は歯の表面(エナメル質)が溶けて白く濁ったり、なくなってしまう疾患です。進行すると欠損はエナメル質の内側の層の象牙質にまで及びます。主にみられる部分は歯の先端です。通常口の中は中性(pH7)に保たれています。酸性度が高い柑橘類や食酢、炭酸、イオン飲料(スポーツ飲料)の摂り過ぎや、胃酸の逆流(逆流性食道炎)、嘔吐などが主な原因です。慢性の経過をたどるため、自覚症状は乏しく、冷たいものがしみるといった違和感がある程度です。生活習慣と深く関わっているので、年齢を問わず約17%の割合で罹患しているとの報告があります。特に、乳歯や生えたばかりの永久歯では、エナメル質および象牙質の厚さが薄く、酸蝕の進行が成人に比べて早いという特徴があります。実際、子どもの酸蝕は増加傾向にあり、その背景には以下のことがあげられます。 ①子どものむし歯が少なくなり、その程度も軽症化したことで、むし歯で歯が溶けたのか、酸の過剰摂取で溶けたのか、見分けがつくようになった。 ②子どもの生活習慣が大きく変化し、いつでも、どこでも炭酸飲料やイオン飲料を購入できるようになった。 ③健康志向の影響から、果汁飲料の消費が伸びている。 果汁飲料、炭酸飲料、イオン飲料に共通するのが、酸性度が高く習慣化しやすいということです。炭酸飲料や果汁飲料は飲んではいけないというのではなく、習慣にしないことです。また、習慣になっていなくても、飲み方(口の中にためたり、がぶ飲みする)で酸蝕になる危険性が高くなります。 私は炭酸飲料が苦手なので飲むことは少ないのですが、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類や梅干などの酸っぱいものが好きで口にします。ただ、食べた後にお水(中性)を飲んだり、一緒に乳製品を摂取するだけでも酸蝕は防ぐことができます。酸性度が高い飲み物を飲む時はストローを使用する、間食を少なくするなど皆さんも意識してみて下さい。

2018/04/13
乳歯と永久歯、歯の生えはじめ時期に大切なこと

こんにちは!歯科助手、技工士の宮原です。
4月に入り入学シーズンですね。
我が子も4月から新一年生となりました。
この6歳の子供の口の中は乳歯から永久歯への生えかわり時期真っ最中です。
毎回仕上げ磨きをしていて思う事は「とにかくみがきにくい!」
頭しか出てない歯やグラグラした乳歯、歯ぐきも敏感になっていて血も出やすくなってます。

乳歯も永久歯も「歯が生える時期」はむし歯になりやすいと言われています。
乳歯、永久歯、共に生えたばかりの歯はスポンジの様に軟かいため唾液中のフッ素やリン、カルシウムなど積極的に吸収する半面、酸によって容易に溶けるという危険もあります。

また乳歯は歯の表面を覆う硬いエナメル質が永久歯の半分程度と薄くむし歯から歯を守るバリアとしては頼りないものです。
さらに子供は大人と比べて、むし歯の進行による自覚症状(水がしみる、痛みがあるなど)が明らかでなく、痛みを訴えるころにはむし歯がかなり進行している事が多いのです。そのため、治療のタイミングが遅れ、重症化することになります。

生えてまもない歯は、周りの歯に比べて高さが低いのでよく観察し、仕上げみがきは歯ブラシだけではなく毛の部分が小さいタフトブラシや歯と歯の間を掃除するフロスも使いながら丁寧に磨く必要があります。硬い歯にしていくフッ素も有効です。

さて、永久歯の中で最もむし歯になりやすい歯をご存知でしょうか?
6歳頃から生え始める「第一大臼歯」、「6歳臼歯」とも言われている奥歯です。
理由としては...
①歯が生え始めてから歯がかみ合うまでの時間がほかの永久歯に比べ非常に長い。
②歯が生え始めても歯肉が覆いかぶさっている時間が長い。
③乳歯の奥に生えてくるので保護者が気付きにくい。
④咀嚼による自浄作用が働きにくく、歯みがきによる清掃が不十分になりやすい。

この最もむし歯になりやすい歯は、最もむし歯にしたくない歯でもあります。
第一大臼歯は「かみ合わせの要」といわれ、歯並びやかみ合わせの要所となるのです。
第一大臼歯は生え始めてから2〜3年がむし歯になりやすいと言われており、乳歯の時の口の中の環境が悪いと永久歯がむし歯になりやすくなることが知られています。
そのため、歯が生えてきてからあわててするのではなく、乳歯の時から口の中を清潔に保つことや、歯みがき習慣を身につけておく事が大切です。
6歳という年齢では、乳歯の奥に生えてくる第一大臼歯をしっかり磨くことが難しい為、かみ合う面の溝を中心にしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。

歯ブラシ、タフトブラシ、フロス、フッ素、など使い方磨き方がわからない時は是非、衛生士やスタッフにお尋ね下さい。(^ ^)

2018/04/01
0歳〜6歳までの歯磨きの仕方について

こんにちは。歯科助手の人見です。 暖かくなり、桜も満開な時期になりましたねっ! さて、今回は0歳〜6歳までの歯磨きの仕方についてお話したいと思います。 0歳の歯磨き→6〜8ヶ月頃になると離乳食が始まり、この時期に歯ブラシを見せると手にして口にくわえる事があります。0歳の歯磨きはそれで充分です。 注意点は、歯ブラシをくわえたまま転んだりしないか事故が起きないよう大人は必ず見守る事です! 1歳の歯磨き→ご飯と歯磨きをセットにする習慣をつけ始めます。 子供が歯ブラシを口に入れたら、「歯磨き上手だね」と褒めてあげるのも大事です! この時期から仕上げ磨きを始めましょう。 この時期も歯磨き事故に注意して下さい!大人がしっかり見守りましょう。 2歳の歯磨き→食べたら磨くを習慣化させます。歯を磨く事を褒めると得意になって歯ブラシを手にし、段々と歯磨きらしい動きになっていきます。 同時にブクブクうがいも練習しましょう。 自我がでる時期なので嫌がる事もありますが、痛くなく優しく磨くのを意識し、できる範囲で仕上げ磨きをしましょう! 3歳の歯磨き→歯磨きが上手になってくる頃で、大人のマネをして磨く事は2歳の時よりも更に上手になります。 ブクブクうがいも口から水をこぼさないように上手にできるようになります。そして仕上げ磨きもしっかりできるようになる時期です! 4歳の歯磨き→歯磨きは更に上手になり、大人が仕上げ磨きでフォローする時期です。洗面所などの大きな鏡で見ながら歯を磨くと歯全体が見え、よりしっかり磨けます。 歯垢染色液(赤染め)を活用し、磨き残しを教えてあげるのも良いでしょう。 5歳の歯磨き→手鏡を見ながら歯磨きをすると、より的確に歯ブラシを当てる事ができ、磨き残しが少なくなります。下の奥歯の内側を磨くのは一番難しいので、仕上げ磨きで「こうやって磨くと上手に磨けるよ」などアドバイスをしながら磨いてあげましょう。 6歳の歯磨き→歯ブラシと手鏡はセットを癖づけましょう。 6歳臼歯が生えてくる時期でもあり、生え途中は歯の位置が低いため磨くのがとても難しいです。臼歯に歯ブラシが届くよう大人がチェックしてあげましょう。 仕上げ磨きは引き続き行って下さい。 この時期に歯の生え代わりが始まります。グラグラし始めたら、もうすぐ大人の歯に生え代わる事を教えてあげましょう。 以上が歯磨きの仕方についてのご説明でした。私の子供も歯磨きを嫌がり、なかなか上手く仕上げ磨きができない事が多かったです。いや、今でも嫌がります笑 鏡を見せたり好きな音楽に合わせて一緒に磨いてみたりと色々工夫しています。 大人はつい一生懸命磨こうとしてしまいますが、まずは子供に歯磨きを好きになってもらう事が大事です! 歯磨きは楽しいという事をぜひ教えてあげて下さい!

2018/03/15
フッ素の話

こんにちは!歯科衛生士の萩原です。
暖かくなり始め少しずつ春を感じていますが、皆さま お元気でお過ごしですか(^^)
わたしは花粉症なのでムズムズ、くしゅん、花粉症の対策に追われております。風邪ひきませんように...


さて、今回はフッ素についてお話しいたします。一気にご説明するのではなく少しずつになりますが どうぞお付き合いくださいませ☆

虫歯の予防にはフッ素、なんて当たり前のように耳に入るワードですが それって一体どんなものなんでしょう?
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Q1:フッ素って何?
A:フッ素とは、元素記号で『F』。地球上で上から数えて17番目に多い元素です。
土の中や水の中、食べ物では緑茶やワカメ、エビ、イワシなどの海産物に多く含まれています。
自然な状態でフッ素単体が存在することは稀で、わたし達人間が利用しているのはほとんどがフッ化物というものです。


そのフッ化物(フッ素)は 『酸』に溶けにくい強い歯をつくる働きがあり、世界各国でむし歯の予防に利用されていて、食べ物でフッ素を摂るよりも 歯科医院で濃度の高いものを塗ってもらったり、フッ化物入りの歯磨き剤を利用するほうが むし歯の予防効果は高いとされています。
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ふむふむ、、ではここで『酸 』についての補足です。わたし達の身体は食事をすると胃酸で食べ物を溶かしますよね。それと同じように口のなかでも同じ事が起こります。



食事を摂ると、唾液が酸性に傾きます。胃の中だけでなく、口の中でも食べものを溶かそうとするんですね。身体って不思議。
歯は酸を嫌います。むし歯ができるまでの過程には糖質とむし歯菌の関係、お口の中のph(ペーハー)など様々な関係があるのですがそのお話はまたいつか...

話が傾きましたが この『酸』に負けない歯の質を作るお手伝いをしてくれるのが フッ素 ということですね(^^)


Q2:フッ素は歯にどんな効果をもたらすの?
A:フッ素が歯の表面(エナメル質)に取り込まれることで、歯の主成分であるハイドロキシアパタイトの構造がよりしっかりと安定します。歯の質が丈夫になり、『酸』に溶けにくい強い歯がつくられていきます。また唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンと一緒に、酸に攻撃された歯の表面にくっつき、再石灰化を助けて脱灰部分を元に戻そうとする働きがあります。


補足いたしますと...成長期に生えたばかりの歯は柔らかくて表面のエナメル質が『酸』に弱いのですが、フッ素を大人よりも取り込みやすい性質があります。つまり子供のうちからフッ素による予防処置を取り入れていくと硬い歯に近づき、むし歯になりにくい歯をつくれるよ〜 ということですね(^^)


ちなみに、フッ素は子供の歯だけでなく、大人の歯にも効果を発揮してくれるんです。
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ダイヤモンド歯科では、お子様だけでなく大人の方にもご希望があれば無料でフッ素塗布を行なっております。

*お口の中の状態によっては処置が異なりますのでお問い合わせくださいませ*


フッ素は使い方が大切です。単に量が多ければいいということは決してなく、ホームケアで6歳未満のお子様にペーストなど利用する際は濃度をご確認の上、専門的な知識のある歯科衛生士にお尋ねください。


フッ素についてはまだまだお話ししたいのですが、今日はこの辺で...

参考文献;フッ化物•キシリトール クイックQ&A BOOK. Oralcare社

2018/03/07
甘い物とのつき合い方

こんにちは。歯科助手のクラミツです。今回は「甘い物とのつき合い方」についてお話しします!

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皆さんはお子さんにおやつをあげるとき、何か気をつけていることはありますか?

お菓子の中には砂糖がたくさん含まれているので、虫歯のリスクを高めてしまいます。しかし、おやつは食事では足りない栄養を補う「補食」の役割があります!そのためお父さん、お母さんが内容や量を決めることがとても大切です。甘い物とのつき合い方を上手にすれば、おやつの時間がより楽しくなりますし、虫歯のリスクも下げることができます。

まずは、おやつの役割についてお話しします。大人と違い幼児は胃袋が小さいため一回の食事量が少なく、三度の食事だけでは必要な栄養がとれないことがあります。そのため、食事に加え一回は補食としてのおやつが必要です。おやつといえば甘い物が頭に浮かびますが、補食と考えれば決して甘い物とは限られません。幼児の体は小さいですが成長に必要な分が加算されるため、なんと大人の7割前後の栄養量を必要とします。朝食、早めの昼食、お昼寝の後の軽食、夕食の4回食と考え、内容は食事に準じたものにすると良いです。もちろんお子さんによって状態は異なるので、3度の食事をしっかり食べる子どもは、おやつ(補食)の必要はなく、水分補給程度で十分な場合もあります。少食な場合はおやつをあげず夕食を早めにして、しっかり食べるよう工夫するのも良いでしょう。

次におやつの内容と量についてお話しします。3歳までのおやつは補食としての役割が大きい時期なので、お菓子やスナック菓子をあげるのはまだ早いです。甘くないおやつ(無糖のプレーンヨーグルトなど)や自然のおやつ(さつまいも、とうもろこし、栗など)がおすすめです。3歳以上になると、家族や友だち同士で甘いお菓子を食べる機会が増えてきます。そこで「お砂糖2本分」を心がけるのが重要になります(お砂糖2本分とは8gのスティックシュガー2本分です)。1977年に日本歯科医師会が3〜5歳頃の虫歯予防のための砂糖の限度量を発表しました。1日の砂糖の限度量が30〜40gとあり、そこから調味料として使う分を差し引くとおやつとしては20g弱となります。これを子どもにわかるように8gのスティックシュガー2本におきかえました。

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おやつの量は1日の必要エネルギー量の10〜15%と言われており、3歳児で100kcal、4〜5歳児で150kcalくらいが目安になります。甘くないからといってたくさん食べるのは良くないので注意しましょう。

さらに果物も1日の限度量があります。みかん1個、バナナ半分、巨峰3個、いちご5個程度です。果物に含まれる果糖は中性脂肪を増やすので、肥満のリスクが高くなります。特に大人は食べ過ぎに注意です。

私自身も子どもの頃からおやつが大好きでした。よく祖父母の家へ遊びに行ったのですが、いつも大量のお菓子を買ってきてくれていてポテトチップス2袋が定番のおやつでした。その影響か、おやつの量や食べ方を改善するのに今でも苦戦しています。

いきなり甘い物とのつき合い方を変えるのは大変です。おやつを食べるときは水かお茶にしたり、食パンにたっぷりジャムをのせるのをやめたり、砂糖をキシリトールに変えたり、おやつの時間を規則正しくして食べたら歯を磨く習慣をつけたりと、少しずつ改善していくのが良いと思います。また、砂糖の量を見直すのは虫歯予防だけではなく体の健康にも繋がります。子どもだけではなく、私たち大人も健康でより良い人生を送るために、家族一丸となって協力するのが何よりの予防になるのです。

2018/03/02
子どもの味覚を育てる

こんにちは!保育士、歯科助手の室井です。 私は以前数年間保育園で、0歳~2歳の乳児クラスの担当をしておりました。 今回は、保育園で過去に勤めた経験や知識から、 歯と体の健康に繋がる、 子どもの味覚についてお話をしていきたいと思います。 離乳食を経て3歳までは、色々な味覚を身につけるスタート時期となります。 この時期食べるもので、 『将来の健康が決まる』といわれる程重要な時期でもあります。 以前のスタッフブログに、砂糖についてのお話がありましたが、 多くの市販されている食品、飲料には自然界にはない強烈な甘味があります。早々に子どもに与えてしまう事で、子どもはこの味の虜になってしまいます。そうして虫歯へのリスクにも繋がっていくのです。 子どもが甘味に溺れずに、色々な食材にチャレンジし、何でも食べられるようになる為に、お家の方のサポートはかかせません。 母乳やミルク以外の味を覚える第一歩となるのが離乳食です。 プリン、バナナなど離乳食期から食べられる甘い物は沢山あります。これらは、取り込みやすい食品ですが、繰り返し与えていると甘い味の物しか食べなくなってしまうかもしれません。そこであえて、離乳食では甘味以外の味を教えていきます。 離乳食は 「甘い味からの離脱」ともいわれる由縁です。赤ちゃんは、かぶ、キャベツ、玉ねぎなどの野菜で自然の甘味を楽しみます。その方が母乳の優しい甘味に近く心地よいそうです。 3歳までは甘い物を与えないよう心掛け、新しい食べ物を食べた時には「よく食べたね」 と多いに誉めて、味覚の幅を広げていきます。 子どもは離乳食を経て3歳程までの間に新しい味にふれ食べられる物が増えていきます。3歳になる頃には、刺激の強い特殊な物を除いて、ほぼ大人と同じ物が食べられるようになります。ところが、お菓子なら食べる、甘い味付けにすると食べるからと、子どもが好むものだけを与えると『ご飯と甘い卵焼きとカボチャしか食べない』など困った事が起こります。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な野菜は、この時期好きになって欲しい食べ物ですが、味を覚える大事な時期に甘いものの味を覚えると、野菜の美味しさを受け入れなくなってしまいます。 食を意識して育てた子どもは、色々な食材を食べるので、食の悩みが少なくてすむのです。 素材のよい味を教えるタイミングは生まれてから9歳くらいまでといわれます。 子どもに素材の一番美味しい味を提供するには、 『旬のものを新鮮な状態で』が必要条件です。 それから、成長期の子どもに十分に与えたいタンパク質が、肉や魚に多いので、お弁当の定番であるウインナーやミートボールなどの加工食品は調味料の味、となる為、なるべく避けたい所ではあります。子どもの体は腎臓などの機能が未熟な為、薄味でなければいけません。 保育園で離乳食を食べさせていた時は、とにかく、素材の味を覚えて貰う事を意識して、ご飯とおかずは混ぜずに分けて食べさせていました。 「この方が良く食べてくれる、早く食べてくれるから」と、ご飯に味をつけて混ぜご飯にして与えてしまうと、味つけのある混ぜたものを好んでしまうから。ちょっとした事ですが、意外と大切な事なんです。 可愛い子どもたちの虫歯のリスクを減らし、健やかに育てていきたいですね!

2018/02/21
お口のトラブル!!歯周病

こんにちは!歯科医師の宇土です。

今回は歯周病について説明していきますね!

口内炎と歯周病の関係

口内炎は、ちょっとした口内のトラブル、疲労やストレスによる体力低下、胃腸障害、不規則な生活、ビタミン不足など栄養バランスが悪い食事が続くなど、不健康な状態になるとできやすくなります。

一方、歯周病は、歯周組織が磨き残し(プラーク)に含まれている細菌に感染し、歯ぐきが腫れたり、出血したりする、歯の周りの病気の総称です。歯周病にかかると、口内炎を併発することがあり、また、ただの口内炎と思っていたものが実は歯周病だったということもあるのです。そのため、歯周病の予防は口内炎の予防ともなります。

どちらも、口の中の環境悪化による病気です。こまめに歯を磨いたり歯石を取るなどして、口内を清潔に保ちましょう。また、バランスのよい食事を心がけ、生活習慣を改善することで症状は治まってきます。

口の中の細菌をゼロにすることはできませんが、減らすことはできます。よい口腔内環境をつくるためには、最終的にプラークコントロールとセルフケアが重要となります。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の病気です。

 歯と歯肉の境目の掃除が行き届いていない場合に、多くの細菌がそこに残り、歯肉の周りが炎症を起こして赤くなったり、腫れたりします。進行すると歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければなりません。ブラッシングが不充分だったり、糖分を過剰に摂取すると、細菌がネバネバした物質を作り出し、磨き残し(プラーク)となって歯の表面につきます。歯周病とは、このプラークの中の細菌によって歯肉に炎症を引き起こし、歯を支えている骨を溶かしていく病気のことです。プラークは取り除かなければ硬くなり、歯石といわれる物質に変化し、歯の表面に付着します。さらに、この歯石の中や周りに細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続け、結果的に歯を失う原因となるのです。

30代以降につらい思いをしないために!!!

10代からの歯磨きとケアが重要とても大切!!

歯周病は、歯を支えている顎の骨が溶けてしまうという怖い病気です。統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。けれども、35歳になって、突然歯周病になるわけではありません。実は10代から少しずつ進行していき、20年近い歳月をかけて歯肉をジワジワとゆっくり侵します。そして歯ぐきから出血するなどの自覚症状が出る30代の頃には、歯肉炎や歯周病になっているのです。

歯周病は虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついたときには抜歯することになってしまいます。実は、歯を失う原因の1位は歯周病なのです。本来、骨が一度溶けてしまうと、元には戻りません。そして、歯槽膿漏になってしまうと、自分では気づかないうちに、強烈な口臭で周りに不快感を与えます。しそうのうろうまた、歯周病は歯を失うだけではなく、いろいろな病気との関連性が多数報告されています。ですから永久歯が生え揃う10代からの歯磨きとケアが、とても重要なのです。

2018/02/06
歯面清掃用具

こんにちは、歯科衛生士の渡辺です。 歯磨きは、ほぼ全員の方が毎日行っている日常的な習慣ですね。虫歯や歯周病の原因となるプラーク(細菌の塊)を、歯ブラシを使用して全体的に取り除きます。しかし、歯ブラシだけではすべてのプラークを除去することはできません。今回は歯ブラシ以外の口腔内清掃用具(歯に使用するもの)についてお話しさせていただきたいと思います。 83EE2D8C-D002-45B1-9D6D-5E893D5F228D.jpeg まずはデンタルフロスです。歯ブラシの毛先が届かない、隣同士の歯と歯の接している部分に通してプラークを取り除きます。使用方法はまず歯肉を傷つけないよう、のこぎりを引くようにゆっくりと糸を通します。抵抗がなくなったら、歯肉の溝の中まで静かに挿入します。歯面に沿わせながらプラークをこすり取るようにして除去します。反対側の歯面も同じように清掃して下さい。 デンタルフロスは切って使うものや、フォルダーに糸がついているものなど色んな種類があります。スポンジタイプのものは、ブリッジの底の部分に通して溜まったプラークを取り除くことができます。 使用した後は、歯ブラシと同じ様に洗って再度使用できるものもありますが、ほとんどは1回ごとの使い捨てになります。 BE0FCA17-9DBF-40F4-A47C-BAF7ED9117AD.jpeg 次に歯間ブラシですが、主に歯と歯の隙間が大きい部分に使用します。サイズ(ブラシの太さ)は幅広くメーカーによっても様々なので、隙間に合ったものを選んで下さいね。歯科矯正治療を行なっている方は、ブラケットとワイヤーの間に通して汚れを取り除くこともできます。ブリッジの隙間の部分にも使用しましょう。使用方法はまっすぐに隙間に通したら、ブラシを前後に動かして引き抜き、汚れを除去します。使用した後はよく水で洗い、乾燥させて保管して下さい。 CBE89829-6BE1-4CA8-AD4C-EDD881A46F30.jpeg タフトブラシは毛先の部分がとても小さいブラシです。主に臼歯の噛む面の溝や、歯と歯肉の境目、歯が重なっているところ、萌出途中の歯や親知らず、奥歯の1番後ろ側などのプラークが残りやすい細かい部分に使用します。歯肉などの粘膜に毛先が当たる場合は柔らかい毛を、歯や被せ物、インプラント周辺には普通の硬さのものを使用します。力がブラシに集中するので、ブラッシング圧に注意して下さい。使用後は歯ブラシと同じ様に水洗、乾燥させて保管して下さい。 A6545308-FCDF-4792-ABF7-12492A11DBF3.jpeg 初めての方には使用方法が難しいものもございますが、クリニック内でお気軽に歯科医師、歯科衛生士にお尋ね下さい。お口の中から、皆さんの全身の健康を守るサポートをさせていただきます!

2018/01/29
歯ブラシの選び方について

こんにちは歯科衛生士の木藤です。今回は新しくruscello歯ブラシを導入したので「歯ブラシの選び方について」お話しします!皆さんは年を取ってから歯を失う原因をしっていますか?実は歯を失う原因で一番高いものが歯周病、つぎに虫歯なのです。歯周病で歯を失いたくないですよね。ではどのようにしたら歯を失わないのかどのように予防すれば良いのか気になりますよね。歯周病の予防や虫歯の予防には毎日行うご自身でのセルフケア(歯磨き)が大切です!そこで必要になってくるのが歯ブラシです。最近の薬局では販売している歯ブラシの種類が多くどれを買って良いのかわからなくなることありませんか?目的によっても歯ブラシは変わります。今回導入された歯ブラシはそんなお悩みを解決してくれます。ruscello歯ブラシには他の歯ブラシとは違い先端集中毛といって先が小さく尖っており歯と歯の間の汚れを落とせたり、奥歯にしっかり届くゆるやかな湾曲した首になっているため届きにくい親知らずの汚れもしっかり落とすことができます。歯周病ケアの歯ブラシは毛先が細長いものと短い先が丸み帯びているラウンド毛の二種類が混合されており、細長い毛先が歯周ポケットや歯と歯の間に入り込み、ラウンド毛は歯垢(プラーク)を落としてくれます。虫歯ケアの歯ブラシは毛先が全てラウンド毛で「長い毛」と「短い毛」で混合した歯ブラシになっており、歯と歯の間にブラシが入り込み効率よく磨くことが出来ます。またお口が小さい方にオススメの頭が小さく奥まで届きやすい歯ブラシもあり一人一人に合った歯ブラシを選択することが出来ます。38DB01D9-9C4A-4519-97AD-5931E984F2CF.jpegのサムネイル画像 歯ブラシだけでは無くこちらの歯科医院ではルシェロフロッサートいうフロスが苦手な方でも、歯ブラシ感覚で使える糸ようじも販売しております。こちらの糸ようじは頭の糸の部分が交換でき、使い捨てができるのでいつも清潔に使用することができます。また捨てる部分が少ない為、地球にも優しい糸ようじです。奥歯の歯と歯のケアが苦手な方や気持ち悪くなりやすく糸ようじが出来ない方にもオススメします!!AFD60C55-2D33-49ED-AFC7-DBC33853A4BB.jpeg ご自身が何を予防するべきなのか分からないという方は是非ダイヤモンド歯科へ来てください。クリーニングの際にしっかりとお口の中を検査して虫歯や歯周病の予防について分かりやすくおはなししております。またどの歯ブラシがあっているのかわからない場合にもアドバイスしております。ruscello歯ブラシについてわからないことがありましたらお気軽に歯科医師や歯科衛生士にお尋ねください。

2018/01/22
「砂糖とむし歯の関係」

こんにちは!歯科助手・技工士の宮原です、今回は「砂糖とむし歯の関係」についてお話します。 甘い物、特に砂糖はそれ自体からだに悪い食材ではありません、貴重な調味料でエネルギー源になるものです。しかし食べ過ぎるとむし歯の原因になります。甘い物の中に含まれる砂糖は歯の汚れ、つまり歯垢(バイオフィルム)をつくる一番の原因になります。 そしてバイオフィルムの中で細菌が砂糖を分解して酸をつくり、歯を溶かしていきます。さらに、バイオフィルムにはやがて歯肉炎や歯周病を起こす細菌がくっついて歯ぐきを悪くします。 甘い物を食べることでむし歯になるかどうかは、食べる頻度や量が大事なポイントです。 食事や甘いものを食べるたびに口の中は酸性に傾き歯の表面が溶けはじめますが、それを治しているのが唾液です。唾液には酸の中和能力があります。しかし、食べる頻度や量が多くなると唾液の補修作用が追いつかなくなりむし歯へと進むのです。 量が少なくても、あめなどのように口の中にとどまる時間の長い物を食べたり、水代わりに糖分を含んだ清涼飲料水を飲む習慣はむし歯になる危険性が高まります。 もちろん歯垢(バイオフィルム)を落とすため、歯と歯ぐきの健康を守るために歯磨きはとても大切ですが甘い物の食べすぎを歯磨きで帳消しにすることはできません。砂糖を制限しない限りむし歯へのリスクが続くことになります。 砂糖のとりすぎは肥満や高血圧といった心疾患のリスクにつながります、砂糖の制限はむし歯予防だけでなく、多くの生活習慣病のリスクの改善にかかわることなのです。 砂糖の限度量はWHOによると1日の摂取エネルギーの10%以内で、5%より低ければさらに健康増進効果を得られるそうです。 成人なら5%以内だと25g、およそティースプーン6杯分です。嗜好品に含まれる砂糖の量を知っておくことも大切です。チョコチップクッキーだと1枚10g。あんぱん1個35g。炭酸ジュース500ml1本56g。など、意外に砂糖の量が多く含まれていることに驚きます。 3歳前後の乳幼児だと、1日の摂取エネルギーの5%以内は砂糖の量15g、調味料で使えば嗜好品としての砂糖の量はほとんど無くなります。 お菓子に目が無いお子さんを持つ親御さんにとって大変な事ですが、子供とコミュニケーションを取りながら「おやつ=お菓子」の考え方をかえていき、そして、食べ物を決められた時間に規則正しくバランスよく食べられる様にしていきたいですね。

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