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2018/07/08
シーラントについて

こんにちは。歯科助手のクラミツです。
    今回は「シーラント」についてお話ししたいと思います。
      虫歯を予防するためにはどうすればいいか...。歯ブラシ・フロスでの清掃、フッ素を塗ること以外にもシーラントがあります。
        奥歯にはくぼみや溝があります。特に生えたばかりの未熟な歯は、くぼみや溝が深くて複雑なので虫歯になりやすいです。溝が深く複雑なのは、上下の歯が噛み合わないため、歯のすり減りがほとんど起こらないからです。
          溝は噛み合う面だけにあるわけではありません。ほっぺた側や内側にもあり、断面で見るとV字状あるいはU字状、こん棒状などさまざまな形があります。その中でもこん棒状は深く狭い形をしているので、歯ブラシで磨くのは難しいです。つまり、溝に食べかすがたまりやすく、虫歯になりやすいのです。 BD430B5A-D6FF-4624-8299-E42EBC7C47A1.jpeg では、どのように予防していけばいいのか...。ここでシーラントの出番です!その方法を簡単に説明すると、歯の溝を綺麗に清掃し、酸で処理して樹脂材(シーラント)を埋め込み、専用の光を当てて固めます。歯を削ることはないのでお子さんへの負担も少ないです。 0CA7F798-C18D-46DD-B71B-D7B35E98C6A8.jpeg 乳歯でも永久歯でもシーラントによる虫歯の予防効果が知られています。特に永久歯は生え始めてからの2年間は咬み合う面の溝が深いため、シーラントの効果が高いといわれています。
        永久歯の中でも第一大臼歯(6歳臼歯)は虫歯になりやすいことで知られています。その理由は第一大臼歯は乳歯の奥に生えてくるので、歯ブラシの毛先が届きにくく、歯磨きが難しいからです。生えたばかりの歯はスポンジのように軟らかく、酸に対する対抗力が非常に弱いですが、さまざまなミネラルを吸収する力をもっています。そのため、フッ化物の入ったシーラントを溝に埋めることで、虫歯の予防効果が格段に高くなります。
          しかし、シーラントは平滑な面には不向きです。上下の歯が咬み合ったとき、溝には咬む力が伝わることはありません。しかし、平滑な面では咬む力が加わったり、歯がこすれたりするため、シーラントがはがれてしまうこともあります。そのため、平滑な面の虫歯予防はフッ化物の塗布と歯磨きということになります。
        また、歯磨きをしないことでシーラントの周りにプラーク(汚れ)が溜まり、バイオフィルム(細菌同士が集まり、ぬるぬるになったもの)がつくられ、酸による脱灰が起こると、シーラントと歯の間に隙間ができ、その中に細菌が侵入することがあります。溝はシーラントでフタをされているので、歯ブラシが届かず虫歯が一気に進行してしまいます。シーラントをすれば「毎日の歯磨きは必要ないのでは?」と考えるのは大きな間違いです。歯磨きを継続し、歯科医院での定期的なメンテナンスをすることが大切です。
          シーラントについて興味がある方は、ぜひスタッフにお声がけください(^^)

2018/06/06
おしゃぶりについて

皆さんこんにちは。
保育士・歯科助手の室井です(^^)
春らしい気候から、最近は梅雨を思わせるような日が、一日一日増えてきたように感じます。
ジメジメは苦手ですが、
この時期に咲く紫陽花が大好きなのでこれから楽しみです☆

さて、今回は、
『おしゃぶりについて』
お話をしていきたいと思います。


「おしゃぶりは舌や顎の発達を助けて鼻呼吸を促す」という宣伝等で、
乳幼児におしゃぶりを与えているご家庭が多いそうです。また、乳児が泣いたときに泣き止ませる方法として、使われる様子も見受けられます。

子育てをする親御さんからすると便利な育児用品でもありますが、おしゃぶりを長期にわたって使用すると、乳歯の噛み合わせに良くない影響を与えてしまうといわれています

それでは、おしゃぶりは
どのくらいまで与えてよいのか、おしゃぶりの長期使用がどのように影響していくのかをお話致します。

〈おしゃぶりが噛み合わせに及ぼす影響〉
1歳6か月児、2歳児、3歳児、5歳児を対象にしたあるデータによると、
2歳児では指しゃぶりで出っ歯が、おしゃぶりで前歯にすき間が出来る〈開咬〉が高頻度にみられ、5歳児では、この傾向がさらに増大したという結果がでたそうです。
おしゃぶりを使用している子どもは、使用していない子どもと比較すると、上の前歯が前方にでる〈上顎前突〉、開咬や、上下の奥歯が横にずれて中心があわない〈乳臼歯交叉咬合〉の発言率が極めて高くなります。この傾向は1歳6ヶ月、2歳でも見られますが、止めると咬み合わせの異常は改善しやすいそうです。
けれど、乳臼歯が生え揃う2歳半、さらに3歳過ぎまで使用していると、咬み合わせの異常は残ってしまいます。


〈歩き始めから2歳過ぎまでのおしゃぶりの利点と欠点〉
利点については、
・精神的安定
・簡単に泣き止む
・入眠がスムーズ
など。

欠点については、
・習慣性になりやすく、咬み合わせに影響
・子どもがどうして泣いているのか考えずに使用する
・あやすのが減る
・発語の機会が減る
など。


5~6ヶ月以降の乳児は、何でも口へもっていってしゃぶります。
これは、目と手の協調運動の学習とともに、いろいろなものをしゃぶって、形や味、性状を学習しているのです。
おしゃぶりを使用していると、手で掴んでも口へ持っていくことができずに、このような学習の機会が奪われることになります。
親の働きかけに対する声だしや、自分からの声だしも出来ません。
発達に必要なこのような機会が失われることになってしまいます。


おしゃぶり使用の考え方としては、
出来るだけ使用はしない方がよいですが、使用する場合は、つぎの点に留意していけたらという事です。

①発語や言葉を覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにしていく。

②遅くとも2歳半までに使用をやめていく。

③使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとの触れ合いを大切にして、子どもがしてほしいことや、したいことを満足させるように心掛ける。
便利性からだけで使用しないようにする。

④おしゃぶりだけでなく、指しゃぶりも習慣づけないようにするには、③の方法を行っていく。


忙しい毎日の子育てに
ついつい便利な用品に頼ってしまいがちですが、

お子さまの歯列や発育の為に、上手に利用していきたいですね(^^)

2018/05/17
あなたは人の歯が何本あるか知っていますか?

歯科医師の宇土です。

だんだん暖かくなってきましたね。そろそろ衣替えを考えないとですね。

小学校などでは、歯科検診が始まってくる時期ですね。検診の紙には歯が何本あるかと記入してある紙もああります。意外に知らない方もいらっしゃるかと思いますが、

乳歯(子供の歯)は、生後6カ月頃から生え始め、3歳頃までに

全部で20本が生え揃います。

永久歯(大人の歯)は28本、親知らずを入れると32本です。

歯列の真ん中に前歯が左右に2本ずつ、上下あわせ

て8本あります。その奥には乳犬歯が上下左右あわ

せて4本、さらにその奥には乳臼歯が左右2本ずつ

で、上下あわせて8本になります。

乳歯(子供の歯) は、永久歯(大人の歯)に比べ表面のエナメル質が弱いため、虫歯の進行が速いという特徴があり、乳歯の虫歯を放っておくとその下に待機する永久歯にも悪影響を与えてしまいます。そのために、しっかりとケアすることが大切です。

思春期以降、この奥に一番遅く生えてくる第三大臼歯、つまり親知らずがある場合はプラス4本になります。

入れ歯にならないために永久歯をもっと大事にすることが大切です。

実は、ニホンザルやチンパンジーにも乳歯と永久歯があるが、生まれたばかりの子供は顎が小さいので、そこに大きな歯は収まりません。そのため、まず、小さな顎のサイズに合った乳歯が生えてきます。そして、子供の顎は成長とともに、急速に大きくなります。20本以上乳歯は歯ぐきから生えていますが、すでに生えてしまった歯はそれ以上ほとんど大きさが変わらないので、顎の成長の速さには追いつけません。仮に、顎が成長しても乳歯のまま歯が生え変わらなければ、歯と歯の間に大きなすき間ができてしまいます。

そこで、子供サイズの乳歯が一度抜けることによって、歯ぐきの奥で最初から大人用サイズとして作られた永久歯が抜けた乳歯の後から生えてくるという仕組みになっているのです。

最終的に人の歯は、顎の成長に合わせた仕組みです。

歯は生え替わるといえ、子供の歯を絶対に虫歯にさせないために知っておきたいことは、歯垢(プラーク)をつけないことです。

歯の表面は、タンパクの膜で覆われています。

タンパク質を好むいくつかの細菌が、タンパク質の

膜を介して歯の表面に付着して菌の集合体をつくり始めます。その中に、虫歯の原因となるミュータンス菌が含まれています。

長時間磨いていない歯の表面を爪やつまようじで掻き落とすと、ネバネバしたノリやチーズのような歯垢(プラーク)が取れます。この歯垢の中のミュータンス菌が、食べかすを元にして糖分を分解し、酸や毒素をつくり出します。その酸は、エナメル質を溶かして穴をつくり始めます。

そして歯の表面が、チョークのように白く濁ってきたら、虫歯の始まりです。ちなみにプラークの蓄積は、歯ぐきの炎症も引き起こします。歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシを使うと出血を

起こします。

虫歯が自然に治ることはありません。しかし、常に手入れをしっかりしておけば進行は抑えられます。進行してしまった場合は、治療が必要ですので日々のケアがとても大切です。

 

2018/05/07
キシリトールガム

こんにちは!!歯科衛生士の木藤です。ゴールデンウィークは楽しめましたか。私は温泉に行ってリフレッシュしてきました。今回のタイトルであるキシリトールガムについて話していきます。最近シュガーレスガムが数多く市販されていますがその効果がどんなものか皆さんはご存知ですか。キシリトールとは、シラカバやトウモロコシの芯などから採れるキシラン・ヘミセルロースという物質を原料にした甘味料です。キシリトールの甘さは砂糖とほとんど変わらず、甘さを感じる感覚は砂糖とほぼ同じと言われています。キシリトールガムには3つの効果があります。1つ目は虫歯の原因であるムシ歯菌が出す酸を抑制します。食事や甘い飲み物を口にする度に口の中が酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶けてしまうようになります。それを抑制してくれます。2つ目にガムを噛むことによりよだれが出やすくなったり、ムシ歯になりにくくなります。3つ目に長期間(三ヶ月以上)使用するとムシ歯菌の数を減らすことが出来るためムシ歯ができにくい環境を作り出すことができます。またキシリトールが50〜60%以上配合されているガムが効果的と言われております。市販で販売されているガムと歯科医院専用ガムとでは配合量が異なり、市販のものには50〜60%、歯科医院専用ガムには100%配合されています。なので歯科医院専用のキシリトールガムの方が一度で市販のガムよりも多く摂り入れることができます。キシリトールガムの効果的な摂り方は三ヶ月以上毎日摂取することと、食後や完食の後に摂ること、1日3〜5回(ムシ歯のリスクが高い方は5回)が望ましいと言われております。またガムの噛み方はくちゃくちゃ食べではなく、口を閉じて奥歯ですり潰すように、横に動かして噛むようにします。お子さんがガムを噛む際、横への動きを加えることで、顎の成長が促され、綺麗な歯並びになり、結果としてムシ歯予防にもつながるとも言われております。ちなみにキシリトールの効果が期待できるお菓子は、ガムかタブレット(錠菓)に限られております。こちら以外のお菓子や食品、例えばケーキやジュース類にキシリトールが入っていても、むし歯予防の効果は期待ができません。なぜなら、ガムやタブレット以外で口の中に長く含んでいられる食べ物が無いからです。またこれらのお菓子には、先程も書きましたがキシリトールができるだけ高濃度(50〜60%以上)入っている事と、砂糖などの発酵性の甘味料が入っていないことが大切です。『シュガーレス』表示を確かめるか、パッケージの成分表示を良く見て、糖類が0gで有ることと、糖質中におけるキシリトールの割合が50〜60%を超えている事を確認してみてください。また、小さなお子さんへのミュータンス菌の感染予防には、お子さんの歯が生える少なくとも3ヶ月前から、周囲に居る人(家族など)がキシリトールを使用すると良いと言われております。キシリトールはムシ歯予防にとても良いですね。皆さんも是非キシリトールガムを噛み、ムシ歯予防しましょう。

2018/04/23
歯の酸食症

こんにちは、歯科衛生士の渡辺です。今日は歯の酸蝕症(歯牙酸蝕症)についてお話したいと思います。齲蝕や歯周病は聞いたことがあったり、ご存知の方がほとんどだと思いますが、酸蝕症についてはあまり耳にしたことがない方が多いのではないでしょうか。酸蝕症は、職業性の歯科疾患、いわゆる酸を取り扱う職業にみられる特殊な疾患とされてきました。しかし近年、酸蝕は特別な職業だけでなく、私たちの身近にも起こる問題として注目されています。酸蝕は歯の表面(エナメル質)が溶けて白く濁ったり、なくなってしまう疾患です。進行すると欠損はエナメル質の内側の層の象牙質にまで及びます。主にみられる部分は歯の先端です。通常口の中は中性(pH7)に保たれています。酸性度が高い柑橘類や食酢、炭酸、イオン飲料(スポーツ飲料)の摂り過ぎや、胃酸の逆流(逆流性食道炎)、嘔吐などが主な原因です。慢性の経過をたどるため、自覚症状は乏しく、冷たいものがしみるといった違和感がある程度です。生活習慣と深く関わっているので、年齢を問わず約17%の割合で罹患しているとの報告があります。特に、乳歯や生えたばかりの永久歯では、エナメル質および象牙質の厚さが薄く、酸蝕の進行が成人に比べて早いという特徴があります。実際、子どもの酸蝕は増加傾向にあり、その背景には以下のことがあげられます。 ①子どものむし歯が少なくなり、その程度も軽症化したことで、むし歯で歯が溶けたのか、酸の過剰摂取で溶けたのか、見分けがつくようになった。 ②子どもの生活習慣が大きく変化し、いつでも、どこでも炭酸飲料やイオン飲料を購入できるようになった。 ③健康志向の影響から、果汁飲料の消費が伸びている。 果汁飲料、炭酸飲料、イオン飲料に共通するのが、酸性度が高く習慣化しやすいということです。炭酸飲料や果汁飲料は飲んではいけないというのではなく、習慣にしないことです。また、習慣になっていなくても、飲み方(口の中にためたり、がぶ飲みする)で酸蝕になる危険性が高くなります。 私は炭酸飲料が苦手なので飲むことは少ないのですが、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類や梅干などの酸っぱいものが好きで口にします。ただ、食べた後にお水(中性)を飲んだり、一緒に乳製品を摂取するだけでも酸蝕は防ぐことができます。酸性度が高い飲み物を飲む時はストローを使用する、間食を少なくするなど皆さんも意識してみて下さい。

2018/04/13
乳歯と永久歯、歯の生えはじめ時期に大切なこと

こんにちは!歯科助手、技工士の宮原です。
4月に入り入学シーズンですね。
我が子も4月から新一年生となりました。
この6歳の子供の口の中は乳歯から永久歯への生えかわり時期真っ最中です。
毎回仕上げ磨きをしていて思う事は「とにかくみがきにくい!」
頭しか出てない歯やグラグラした乳歯、歯ぐきも敏感になっていて血も出やすくなってます。

乳歯も永久歯も「歯が生える時期」はむし歯になりやすいと言われています。
乳歯、永久歯、共に生えたばかりの歯はスポンジの様に軟かいため唾液中のフッ素やリン、カルシウムなど積極的に吸収する半面、酸によって容易に溶けるという危険もあります。

また乳歯は歯の表面を覆う硬いエナメル質が永久歯の半分程度と薄くむし歯から歯を守るバリアとしては頼りないものです。
さらに子供は大人と比べて、むし歯の進行による自覚症状(水がしみる、痛みがあるなど)が明らかでなく、痛みを訴えるころにはむし歯がかなり進行している事が多いのです。そのため、治療のタイミングが遅れ、重症化することになります。

生えてまもない歯は、周りの歯に比べて高さが低いのでよく観察し、仕上げみがきは歯ブラシだけではなく毛の部分が小さいタフトブラシや歯と歯の間を掃除するフロスも使いながら丁寧に磨く必要があります。硬い歯にしていくフッ素も有効です。

さて、永久歯の中で最もむし歯になりやすい歯をご存知でしょうか?
6歳頃から生え始める「第一大臼歯」、「6歳臼歯」とも言われている奥歯です。
理由としては...
①歯が生え始めてから歯がかみ合うまでの時間がほかの永久歯に比べ非常に長い。
②歯が生え始めても歯肉が覆いかぶさっている時間が長い。
③乳歯の奥に生えてくるので保護者が気付きにくい。
④咀嚼による自浄作用が働きにくく、歯みがきによる清掃が不十分になりやすい。

この最もむし歯になりやすい歯は、最もむし歯にしたくない歯でもあります。
第一大臼歯は「かみ合わせの要」といわれ、歯並びやかみ合わせの要所となるのです。
第一大臼歯は生え始めてから2〜3年がむし歯になりやすいと言われており、乳歯の時の口の中の環境が悪いと永久歯がむし歯になりやすくなることが知られています。
そのため、歯が生えてきてからあわててするのではなく、乳歯の時から口の中を清潔に保つことや、歯みがき習慣を身につけておく事が大切です。
6歳という年齢では、乳歯の奥に生えてくる第一大臼歯をしっかり磨くことが難しい為、かみ合う面の溝を中心にしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。

歯ブラシ、タフトブラシ、フロス、フッ素、など使い方磨き方がわからない時は是非、衛生士やスタッフにお尋ね下さい。(^ ^)

2018/04/01
0歳〜6歳までの歯磨きの仕方について

こんにちは。歯科助手の人見です。 暖かくなり、桜も満開な時期になりましたねっ! さて、今回は0歳〜6歳までの歯磨きの仕方についてお話したいと思います。 0歳の歯磨き→6〜8ヶ月頃になると離乳食が始まり、この時期に歯ブラシを見せると手にして口にくわえる事があります。0歳の歯磨きはそれで充分です。 注意点は、歯ブラシをくわえたまま転んだりしないか事故が起きないよう大人は必ず見守る事です! 1歳の歯磨き→ご飯と歯磨きをセットにする習慣をつけ始めます。 子供が歯ブラシを口に入れたら、「歯磨き上手だね」と褒めてあげるのも大事です! この時期から仕上げ磨きを始めましょう。 この時期も歯磨き事故に注意して下さい!大人がしっかり見守りましょう。 2歳の歯磨き→食べたら磨くを習慣化させます。歯を磨く事を褒めると得意になって歯ブラシを手にし、段々と歯磨きらしい動きになっていきます。 同時にブクブクうがいも練習しましょう。 自我がでる時期なので嫌がる事もありますが、痛くなく優しく磨くのを意識し、できる範囲で仕上げ磨きをしましょう! 3歳の歯磨き→歯磨きが上手になってくる頃で、大人のマネをして磨く事は2歳の時よりも更に上手になります。 ブクブクうがいも口から水をこぼさないように上手にできるようになります。そして仕上げ磨きもしっかりできるようになる時期です! 4歳の歯磨き→歯磨きは更に上手になり、大人が仕上げ磨きでフォローする時期です。洗面所などの大きな鏡で見ながら歯を磨くと歯全体が見え、よりしっかり磨けます。 歯垢染色液(赤染め)を活用し、磨き残しを教えてあげるのも良いでしょう。 5歳の歯磨き→手鏡を見ながら歯磨きをすると、より的確に歯ブラシを当てる事ができ、磨き残しが少なくなります。下の奥歯の内側を磨くのは一番難しいので、仕上げ磨きで「こうやって磨くと上手に磨けるよ」などアドバイスをしながら磨いてあげましょう。 6歳の歯磨き→歯ブラシと手鏡はセットを癖づけましょう。 6歳臼歯が生えてくる時期でもあり、生え途中は歯の位置が低いため磨くのがとても難しいです。臼歯に歯ブラシが届くよう大人がチェックしてあげましょう。 仕上げ磨きは引き続き行って下さい。 この時期に歯の生え代わりが始まります。グラグラし始めたら、もうすぐ大人の歯に生え代わる事を教えてあげましょう。 以上が歯磨きの仕方についてのご説明でした。私の子供も歯磨きを嫌がり、なかなか上手く仕上げ磨きができない事が多かったです。いや、今でも嫌がります笑 鏡を見せたり好きな音楽に合わせて一緒に磨いてみたりと色々工夫しています。 大人はつい一生懸命磨こうとしてしまいますが、まずは子供に歯磨きを好きになってもらう事が大事です! 歯磨きは楽しいという事をぜひ教えてあげて下さい!

2018/03/15
フッ素の話

こんにちは!歯科衛生士の萩原です。
暖かくなり始め少しずつ春を感じていますが、皆さま お元気でお過ごしですか(^^)
わたしは花粉症なのでムズムズ、くしゅん、花粉症の対策に追われております。風邪ひきませんように...


さて、今回はフッ素についてお話しいたします。一気にご説明するのではなく少しずつになりますが どうぞお付き合いくださいませ☆

虫歯の予防にはフッ素、なんて当たり前のように耳に入るワードですが それって一体どんなものなんでしょう?
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Q1:フッ素って何?
A:フッ素とは、元素記号で『F』。地球上で上から数えて17番目に多い元素です。
土の中や水の中、食べ物では緑茶やワカメ、エビ、イワシなどの海産物に多く含まれています。
自然な状態でフッ素単体が存在することは稀で、わたし達人間が利用しているのはほとんどがフッ化物というものです。


そのフッ化物(フッ素)は 『酸』に溶けにくい強い歯をつくる働きがあり、世界各国でむし歯の予防に利用されていて、食べ物でフッ素を摂るよりも 歯科医院で濃度の高いものを塗ってもらったり、フッ化物入りの歯磨き剤を利用するほうが むし歯の予防効果は高いとされています。
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ふむふむ、、ではここで『酸 』についての補足です。わたし達の身体は食事をすると胃酸で食べ物を溶かしますよね。それと同じように口のなかでも同じ事が起こります。



食事を摂ると、唾液が酸性に傾きます。胃の中だけでなく、口の中でも食べものを溶かそうとするんですね。身体って不思議。
歯は酸を嫌います。むし歯ができるまでの過程には糖質とむし歯菌の関係、お口の中のph(ペーハー)など様々な関係があるのですがそのお話はまたいつか...

話が傾きましたが この『酸』に負けない歯の質を作るお手伝いをしてくれるのが フッ素 ということですね(^^)


Q2:フッ素は歯にどんな効果をもたらすの?
A:フッ素が歯の表面(エナメル質)に取り込まれることで、歯の主成分であるハイドロキシアパタイトの構造がよりしっかりと安定します。歯の質が丈夫になり、『酸』に溶けにくい強い歯がつくられていきます。また唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンと一緒に、酸に攻撃された歯の表面にくっつき、再石灰化を助けて脱灰部分を元に戻そうとする働きがあります。


補足いたしますと...成長期に生えたばかりの歯は柔らかくて表面のエナメル質が『酸』に弱いのですが、フッ素を大人よりも取り込みやすい性質があります。つまり子供のうちからフッ素による予防処置を取り入れていくと硬い歯に近づき、むし歯になりにくい歯をつくれるよ〜 ということですね(^^)


ちなみに、フッ素は子供の歯だけでなく、大人の歯にも効果を発揮してくれるんです。
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ダイヤモンド歯科では、お子様だけでなく大人の方にもご希望があれば無料でフッ素塗布を行なっております。

*お口の中の状態によっては処置が異なりますのでお問い合わせくださいませ*


フッ素は使い方が大切です。単に量が多ければいいということは決してなく、ホームケアで6歳未満のお子様にペーストなど利用する際は濃度をご確認の上、専門的な知識のある歯科衛生士にお尋ねください。


フッ素についてはまだまだお話ししたいのですが、今日はこの辺で...

参考文献;フッ化物•キシリトール クイックQ&A BOOK. Oralcare社

2018/03/07
甘い物とのつき合い方

こんにちは。歯科助手のクラミツです。今回は「甘い物とのつき合い方」についてお話しします!

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皆さんはお子さんにおやつをあげるとき、何か気をつけていることはありますか?

お菓子の中には砂糖がたくさん含まれているので、虫歯のリスクを高めてしまいます。しかし、おやつは食事では足りない栄養を補う「補食」の役割があります!そのためお父さん、お母さんが内容や量を決めることがとても大切です。甘い物とのつき合い方を上手にすれば、おやつの時間がより楽しくなりますし、虫歯のリスクも下げることができます。

まずは、おやつの役割についてお話しします。大人と違い幼児は胃袋が小さいため一回の食事量が少なく、三度の食事だけでは必要な栄養がとれないことがあります。そのため、食事に加え一回は補食としてのおやつが必要です。おやつといえば甘い物が頭に浮かびますが、補食と考えれば決して甘い物とは限られません。幼児の体は小さいですが成長に必要な分が加算されるため、なんと大人の7割前後の栄養量を必要とします。朝食、早めの昼食、お昼寝の後の軽食、夕食の4回食と考え、内容は食事に準じたものにすると良いです。もちろんお子さんによって状態は異なるので、3度の食事をしっかり食べる子どもは、おやつ(補食)の必要はなく、水分補給程度で十分な場合もあります。少食な場合はおやつをあげず夕食を早めにして、しっかり食べるよう工夫するのも良いでしょう。

次におやつの内容と量についてお話しします。3歳までのおやつは補食としての役割が大きい時期なので、お菓子やスナック菓子をあげるのはまだ早いです。甘くないおやつ(無糖のプレーンヨーグルトなど)や自然のおやつ(さつまいも、とうもろこし、栗など)がおすすめです。3歳以上になると、家族や友だち同士で甘いお菓子を食べる機会が増えてきます。そこで「お砂糖2本分」を心がけるのが重要になります(お砂糖2本分とは8gのスティックシュガー2本分です)。1977年に日本歯科医師会が3〜5歳頃の虫歯予防のための砂糖の限度量を発表しました。1日の砂糖の限度量が30〜40gとあり、そこから調味料として使う分を差し引くとおやつとしては20g弱となります。これを子どもにわかるように8gのスティックシュガー2本におきかえました。

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おやつの量は1日の必要エネルギー量の10〜15%と言われており、3歳児で100kcal、4〜5歳児で150kcalくらいが目安になります。甘くないからといってたくさん食べるのは良くないので注意しましょう。

さらに果物も1日の限度量があります。みかん1個、バナナ半分、巨峰3個、いちご5個程度です。果物に含まれる果糖は中性脂肪を増やすので、肥満のリスクが高くなります。特に大人は食べ過ぎに注意です。

私自身も子どもの頃からおやつが大好きでした。よく祖父母の家へ遊びに行ったのですが、いつも大量のお菓子を買ってきてくれていてポテトチップス2袋が定番のおやつでした。その影響か、おやつの量や食べ方を改善するのに今でも苦戦しています。

いきなり甘い物とのつき合い方を変えるのは大変です。おやつを食べるときは水かお茶にしたり、食パンにたっぷりジャムをのせるのをやめたり、砂糖をキシリトールに変えたり、おやつの時間を規則正しくして食べたら歯を磨く習慣をつけたりと、少しずつ改善していくのが良いと思います。また、砂糖の量を見直すのは虫歯予防だけではなく体の健康にも繋がります。子どもだけではなく、私たち大人も健康でより良い人生を送るために、家族一丸となって協力するのが何よりの予防になるのです。

2018/03/02
子どもの味覚を育てる

こんにちは!保育士、歯科助手の室井です。 私は以前数年間保育園で、0歳~2歳の乳児クラスの担当をしておりました。 今回は、保育園で過去に勤めた経験や知識から、 歯と体の健康に繋がる、 子どもの味覚についてお話をしていきたいと思います。 離乳食を経て3歳までは、色々な味覚を身につけるスタート時期となります。 この時期食べるもので、 『将来の健康が決まる』といわれる程重要な時期でもあります。 以前のスタッフブログに、砂糖についてのお話がありましたが、 多くの市販されている食品、飲料には自然界にはない強烈な甘味があります。早々に子どもに与えてしまう事で、子どもはこの味の虜になってしまいます。そうして虫歯へのリスクにも繋がっていくのです。 子どもが甘味に溺れずに、色々な食材にチャレンジし、何でも食べられるようになる為に、お家の方のサポートはかかせません。 母乳やミルク以外の味を覚える第一歩となるのが離乳食です。 プリン、バナナなど離乳食期から食べられる甘い物は沢山あります。これらは、取り込みやすい食品ですが、繰り返し与えていると甘い味の物しか食べなくなってしまうかもしれません。そこであえて、離乳食では甘味以外の味を教えていきます。 離乳食は 「甘い味からの離脱」ともいわれる由縁です。赤ちゃんは、かぶ、キャベツ、玉ねぎなどの野菜で自然の甘味を楽しみます。その方が母乳の優しい甘味に近く心地よいそうです。 3歳までは甘い物を与えないよう心掛け、新しい食べ物を食べた時には「よく食べたね」 と多いに誉めて、味覚の幅を広げていきます。 子どもは離乳食を経て3歳程までの間に新しい味にふれ食べられる物が増えていきます。3歳になる頃には、刺激の強い特殊な物を除いて、ほぼ大人と同じ物が食べられるようになります。ところが、お菓子なら食べる、甘い味付けにすると食べるからと、子どもが好むものだけを与えると『ご飯と甘い卵焼きとカボチャしか食べない』など困った事が起こります。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な野菜は、この時期好きになって欲しい食べ物ですが、味を覚える大事な時期に甘いものの味を覚えると、野菜の美味しさを受け入れなくなってしまいます。 食を意識して育てた子どもは、色々な食材を食べるので、食の悩みが少なくてすむのです。 素材のよい味を教えるタイミングは生まれてから9歳くらいまでといわれます。 子どもに素材の一番美味しい味を提供するには、 『旬のものを新鮮な状態で』が必要条件です。 それから、成長期の子どもに十分に与えたいタンパク質が、肉や魚に多いので、お弁当の定番であるウインナーやミートボールなどの加工食品は調味料の味、となる為、なるべく避けたい所ではあります。子どもの体は腎臓などの機能が未熟な為、薄味でなければいけません。 保育園で離乳食を食べさせていた時は、とにかく、素材の味を覚えて貰う事を意識して、ご飯とおかずは混ぜずに分けて食べさせていました。 「この方が良く食べてくれる、早く食べてくれるから」と、ご飯に味をつけて混ぜご飯にして与えてしまうと、味つけのある混ぜたものを好んでしまうから。ちょっとした事ですが、意外と大切な事なんです。 可愛い子どもたちの虫歯のリスクを減らし、健やかに育てていきたいですね!

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